nekohirokoroom335の日記

何がなんでも楽しく生きるって決めたのだ。

希死念慮との闘い(躁鬱です)

博士号取得に必要なレポートがなんとか書けた。

修論のデータをちょこっといじくって、まとめるだけなのに、なぜか手が動かなくて、1日分析しては1週間寝込んでしまう、という体たらく。「こんなんじゃだめだ」「やらなければ」と焦る気持ちがある一方で、「死にたい、死にたい」と口癖のように脳内から飛び出てくる。焦燥感と希死念慮に襲われながら、今できる自分のエネルギーを最大限に振り絞って出来上がったレポートだった。

正確には、「死にたいなぁ」&「でもレポート書けないなぁ」という葛藤した気持ちが数週間続き、他者にその旨を相談するのであるが、結局自分で書くしかないという絶望感に襲われ、なんとか書き上げたという感じ。死にたくなるボルテージが100%に達する寸前に、「いかんいかん、頭おかしくなりそう、じゃあやるしかない」と書いてしまう感じだった。そのままボルテージがMAXになって死んでしまえばいいとも思うが、なかなか死にきれないのが実情。

 

そんな感じでほとんどレポートを書いてる時は謎の力が沸き起こって書いていたので、無意識状態であまり記憶にない。いや、つらかったことは感覚としてあるのだけれども、「一刻もこの状態から抜け出したい」という気持ちで書いていたので、作業自体になにかエピソードがない。機械のようにやり遂げた。

 

今回の私がレポートを書けた理由としては、誰に相談しても自分でやるしかないと思ったことと、その絶望に至るまでにいろんな人がサポートしてくれたことかな。

まず近所の整体師さんが、受付時間外でも対応してくれて、親身に体のケアをしてくれた。それと、大学の先生が気にしてくれて(いろいろ最近喧嘩したり関係性はよくなかったのに)、「さっさとやれ!」「あなたは能力が高くてインテリジェンスな人なんだから」とユーモアある誉め言葉でやる気を出してくれたことかな。あとは自殺防止のために無料開放してる公式ラインにも相談したけど、セラピストが素敵な方で、「身体を動かすといい」とアドバイスしてくれたのが助かった。

自分は視野狭窄になっていて「死にたい、無理だ」と思っていたけど、身体の緊張を緩めたり、「自分は意外と頭良くて、優秀な博士課程の人間かもしれない!」とちょっと自尊心を高めることで(思い違いでもなんでもいいけど)なんとか乗り越えられた気がする。

いや、そんなポジティブなことを思えても、結局手を動かさなければいけないしんどさはあったけど、とにかく周りの人たちが助けてくれた。

 

でもこれは修論の手直しレベルのレポート内容。こんなしょうもないレポートでメンタルが急降下していちいち人に頼っていては、博論なんて書けやしない。

いや、もうschedule的にも難しいような気がしている。

常に焦燥感がある。「できるんじゃないか」「博士号取れるんじゃないか」「でもダメかもしれない」etc・・・。それが自分の意思決定や行動次第でどうにでもなることは分かってるのに、動けない。このしんどさはいつまで味わうんだろう。悲しくて、本当に涙が出てくる。

 

イカウンセラーは、「見守ってくれる第三者がいないのがしんどいのでは」と言っていた。例えば、漫画家の担当編集者みたいに、缶詰にされたホテルの中で、「進捗はどう?」って気にしてくれるような、そんな第三者がいるといいねって。

でもそんなのいるわけないじゃん。そんなの、アスペの人に「あなたは社会性がないから友達ができないのだよ」って言われてるようなもので、それはどうしようもないというか、決定的な事実なんだけど変えられないような事象で、私は途方に暮れた。カウンセラーのいう「第三者」という存在が、私にはいないことが直面化させられて、困惑した。恋人もいないし、仮に恋人にすら「博論がしんどい」なんて言ったら重くてメンヘラ扱いされて逃げられるわけだし、もうなんかだめだ。お金雇って聞いてくれるメンタル博士トレーナーとかいないかな。

 

私はコロナ前からずっと一人暮らしで、それなりに一人の生活に慣れていると思っていたし、うまくやれている、GoodJob自分!と思っていたが、よくよく考えたら今回のレポートが書けない病気も孤独感が倍増すると余計に書けないし、他者のサポートがあったからこそ書けたのであって、自分はひとりが寂しいのかもしれない。普段から架空のお友達、イマジナリーフレンドを作って仲良くやってみたりしたけど、それは解離の一種であって、私はそうしないと日常生活をやっていけないほど苦しいのかもしれない。そうやって解離状態から現実に引き戻されて、私はわんわんと泣いた。苦しかった。

人が周りにいない孤独感。それと博論をやらなきゃいけないタイムスケジュール。

もうむりだろ。いや、出来るのか。この自問自答の繰り返し。疲れた。

 

本当ならばレポートを書き終えてひと段落し、気持ちも落ち着くはずなのだが、悪夢を見てよく眠れなかったり、整体師さんの言葉に傷ついてしまったり(詳細は割愛)、なんだか調子が悪い。はっきり言って、「死にたい」がなくならない。

 

どうして、どうして、どうして。

自分はハッピーになりたいのにどうして。

 

苦しい。

最近は金縛りになって、幽体離脱して上から自分を覗くような状態を体験したり、夢の中で死にかけてて「助けて」と思っても声が出ないし身体が動かなくて、「このままあの世に逝っちゃうのかな」って孤独死をなんとなく覚悟するような、そんな夢を見る。

怖くて、涙が出てくる。

でも、夢の中で大学の先生からセミナー講師のバイトに誘ってもらう夢を見て、それが正夢になりそうな感じもある(その大学の先生から「講師やる?」って連絡がきたが進捗がない)。あとはお父さんがハグしてくれて、涙が止まらない夢も見た。

家族はすごくよくしてくれる。いつでも実家に帰っていいって言ってくれてる。

でもそんなことしたら博論書けないよ。

 

つらい。飛び降りたい。どうしたらいいの。

誰かに話を聴いてもらう→一時的に死にたい気持ちが落ち着く→新しいストレスが加わる→また死にたくなる・・・。のループで、死にたくなったり、意外と生きるの楽しいなって思ったり、アップダウンに疲れる。もうこんな上下の波が激しいのだったら、いっそのこと死んで楽になりたい。本当の自分はどこにあるのか、元気な時に人と会ったり話すことは、うつ状態の時からするとまるで別人のようで、自分のことを信じられない。一生、こんな風に気分の波に振り回されて、死にたい死にたいって連呼して、精神安定剤をたらふくのんでもちっとも良くならない生活を送るんだろうか。

 

私は、他者に対しては「誰かが助けてくれる」っていう基本的な信頼感を持っている。

だから助けを求めることもできるし、話を聴いてくれる人がそばにいるから、どん底から這い上がれるんだ。それについては本当に感謝してる。でも、また死にたくなっちゃう。迷惑な存在だと思う。自分自身にとっても迷惑。いなくなりたい。

 

レポート書き終わったら肋骨の左下が痛くなったのと、蕁麻疹が起きた。

以上。