nekohirokoroom335の日記

何がなんでも楽しく生きるって決めたのだ。

世の中の人たちとうまくやっていけない

死に物狂いで書いたレポートをボスが褒めてくれた。そしてこんな言葉もくれた。

 

「せっかくこんなに論文を読み込んでるんだから、もっと考察を膨らませてもいいかも」

 

「せっかくこんなに論文を読み込んでるんだから」という一文が、私を励ましてくれるように思えた。そうだ、自分は丁寧に論文(先行研究)を読み込んで、レビューするのが得意で、いろんな先生から褒められていたことを思い出した。

今の自分は論文を読みこなすことすら上手にできなくなった。うつ病なのかな。

確かに、論文を読んでると、「楽しい」「ワクワクする」「この概念を知ることができてよかった」というポジティブな感情が沸き起こってくるのだけれども、その「論文を読む」という作業に行きつくことができない。例えば、お風呂に入っちゃうと気持ちいいのだけれど、お風呂に入るまでがめちゃめちゃ面倒なのと一緒かもしれない。

自分は何も行動ができないと思う。

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先日、大学時代のサークルの先輩とご飯食べたんだけど、説教をくらった。

「博士課程にいられるほど親に金銭的な余裕があること、あなた自身も論文を書ける時間的な余裕があることを貴重なことだと思え」「普通の人ならそんな時間も金もないし、働くから」「社会に出たくないと思って博士課程にいるのか?」「博士号を取得したらどうするのか?就職口はあるのか?」「修士号を取れたんだから博士号も取れるはず。さっさと取れ」と問い詰められ、メンタルが死んでしまった。

そんなこと誰もが思うことかもしれないけど、自分にとっては博士課程に所属することや博論を書くことはとてもハードなことだし、人よりも成長のスピードが10歳くらい遅れてる感覚があるので、今は知的能力の高さを生かして勉強するしかないと思っている。確かに社会性もないし、箱入り娘的な、世の中を知らない学生だと思われるかもしれないが、生き方を否定されたり、将来性がないような言い方をしてほしくなかった。「あなたは恵まれた人間」みたいな言い方もされた。それもその通りだけど、皮肉に聞こえてしまい(実際に皮肉ですけども)、心が削られていった。

世の中の人というのは正規分布の範囲内に収まっていて、私のような博士課程に所属したり、目に見えない障害(メンタルに不調があること)など持つ人々が理解できないのだと思った。ようするに私は“外れ値”であって、世の中の正規分布内に属する人とうまくやることができない。そして世の中の人たちも自分たちのことを「正常な人」「正しい生き方をしている人」と思い込んで外れ値の人にお説教をしてくる。

もうそういうのやめてよ。いろんな生き方があっていいじゃん。別に、世間知らずだっていいじゃん。世間知らずでも、誰かの役に立てたり、ちょっとずつ自立していければそれでいいじゃん。成長のスピードって人それぞれでしょ。

世の中の人は「知能に問題があるかorないか」→「知能に問題がないなら働け」という縮図になっていて、知能に問題がないにもかかわらず、様々な隠れたテーマがあってうまく世の中に馴染めなかったり、違う形で社会と関わりを持っている人々のことを馬鹿にする傾向にある。優生思想って根強くある気がする。

 

まぁそんなことを語ってしまったけど、要するに社会人に馬鹿にされたって話。

ムカツクわ!!!!!!!!!!

 

あとはその先輩に、「本当の地獄を見たことがない」と言われた。

本当の地獄とは何かわからなかったけど、ぬくぬく生きてる人間だと思われたんだろう。私がどんな思いをして日々生きているか、死にたいって思いながら生きてることがどんなに大変か、わからないんだと思った。

でもそれと同時に、「働くしかない」とか「生きるしかない」と思って、社会に適合しようと這い上がってきたとしたならば、それは凄いことで、私は不登校経験もながいし、“死ぬぐらいだったら引きこもってた方がまし”と思うタイプなので、“働くしかない”と思って生きてる人って、確かにすごいかもしれないと思った。

でも、それができない。甘えてるのかな。甘えた様子が垣間見れたからそうやってお説教されたんでしょうね。

 

なんか死にたくなってきた。ヒト(正規分布に位置する人)と話すと、無性にエネルギーが吸い取られる。かといって当事者同士だと「死にたいねー」で終わっちゃう。心理士に相談すると気持ちは受け止めてもらえるけど根本的な解決にならない。

結局自分は行動しなければならない。

でも動けない。

 

まぁ、ボスに褒めてもらえたし、少し論文を読んでみますか。

死にたいけどね。死にたいという気持ちを共存させながら、生きていくしかないのかもなー。

ずっと一人なんだろうなー。孤独だなぁ。