大丈夫になった。精神が。
親に死にたいと言ってすっきりした。最低な子どもだと思う。もう３０歳なのに。
罪悪感にかられつつ、夜に散歩をして、スーパーで買い物した。
ちょっと外の空気を吸ったら気分が落ち着いて、「どうせあと１０年ぐらいしたら身体壊れて死んじゃうと思うから、好きに生きよう」と思った。
まぁ女性の平均寿命は長いから、もっと死ぬまでに時間がかかるかもしれない。でも、どうせ寿命が尽きて死ぬんだったら、今自分の身体を痛みつけて殺す必要はないと思った。自殺って自分を殺すことだから。別に悪いことしてないんだから、殺さなくていい。罪悪感を感じる必要はない。なぜ自分を大切にできないのだろうか。ドウセ死ぬなら、死ぬほど楽しんでみようと思った。
まだまだやってないこと沢山ある。人の役に立つ仕事がしたいと思ってる。
別に博論書けなくたって、なんとかなる。別にいつでも勉強できるんだから、ゆっくりいけばいい。焦ることない。卒業できなくたっていい。それは自分の生命の危機につながらないし、挽回する方法はいくらでもある。先生に頭下げて就活のアテを探してもいいし。なんとかならないだろうか。
別に自分は教員になりたいわけじゃない。でも、博士号が取れたら、非常勤講師ぐらいはさせてもらえるんでは、と思う。講師はたまに呼ばれて喋るけど、とても楽しい。
教える仕事は楽しい。
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今博士号を取れなかったとして、働く口はあるのだろうか。
修士の時も、中退しようと思っていたけど、なんだかんだ続けられた。
その理由はなんだったんだろう。
今あるべきこと、やるべきことを辛くてもやっていた気がする。
昔は躁鬱の波が穏やかだったから、割と授業には出られたように思える。
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自殺って自分を殺すことだから。そんな怖いことしなくていいんだよ。
もう楽になってるんだから。「自分を殺したい」と思う自分を殺したいんだよね。
「殺したい」って気持ちがなくなるように願いを込めて「死にたい」に代わるだよな。
だったら根源の「殺したい」という気持ちをもっと穏やかにしたらいいのではないか。
なぜ殺したいのか分からない。自分が博論などやらなきゃいけないことをちゃんとできないことにイライラしているのだろうか。別に博論はやらなきゃいけないってわけじゃない。やった方がいいのはもちろんなんだけど、疲れたら休めばいい。
今はなぜかすごい疲れている。ゼミにも出たくない。
でもそんな自分を責める必要はどこにもないんだ。自分を責めてばかりいたら、いつの日か相手のことも責めるようになる。他人はすべて自分の鏡だから。自分を含め誰もを大切にしてあげたいと思う。
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自分の今やるべきことは、自分を責めないこと。殺さないこと。
楽しくいきるのはまだまだ難しいけど、日常のちいさな幸せをゆっくりゆっくり噛み締めること。気分の波は、どうしても出てきてしまうけど、そんな自分を責めないで、どうかどうか自分を大切に、ハグしてあげよう。ずっと頭をぽんぽん撫でてあげよう。
そうしたら人のことも優しくなれる。
自分は人にやさしくできないんだけども、それは自分にも他人にも厳しいから。攻撃性が強いわりに、周りのせいにできないから、しょうがなく「死にたい」と自分に攻撃性を向けてしまう。自罰と他罰は正反対のベクトルなように見えるが、裏表なのだ。
楽しく生きている人になぜ人が寄ってくるのかというと、誰のせいにもしないで生きてるから。うじうじ悩んでいる人は他人に対してもうじうじ悩むからめんどくさがれるんだ。楽しく生きるしかない。それが根本なのに、なぜできないんだ。あ、今この瞬間、また責めてしまった。
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自分のバイオリズムやメンタルが狂うときは、「仕方がない」と思うしかないんだ。「死にたい」のビートに乗らない。うつの時は暗い曲が脳内に流れているが（たまに「お前なんか死ね！」って歌詞も聞こえる）、それに身を乗り出さないで、「今日もうっせぇな」と流せるぐらいになるといい。スーパーのＢＧＭみたいに、「またこの曲か」と受け流せるようになるといい。
素敵な大人になろうね。
