nekohirokoroom335の日記

何がなんでも楽しく生きるって決めたのだ。

彼が亡くなって1週間経ちました

母親に「私の良いところは?」と聞いたら「いろんなことがあってもなんとか生き延びてるところ」と言っていた。嬉しかった。すごく心に響いた。

いろんなことって、今回の彼氏の死だけでなく、自分の不登校体験とか、大学院留年したこととか、友達が自殺したり(真相は不明だが確率的に高い)とか、そういうことも含まれてるんだろうなぁ。確かに私はやり過ごしてる、というか生き延びてる。まるでアスファルトに咲く雑草のように・・・。花のように綺麗に可憐に咲き誇っているわけじゃなくて、雑草みたいに根深く、しつこく生きてる。「死にたい」と思いながらも、何かにしがみついて生きてきたことは誇りに思っていいかもしれない。

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「30歳まで一緒になんとか生き延びようね」と言っていた友達が2人いた。しかし、2人も音信不通になった。着信拒否とかじゃなくて(おそらく)、「この電話番号は現在使われておりません(1人目)」「電波が入らないところにいるか、電源が入っておりません(2人目)」というアナウンスが繰り返し流れる。永遠と・・・。着信拒否だったら「ツーツー」と音が鳴ることは知っている。そうじゃないってことは・・・。

ラインは、1人はアカウントを退会していたが、もう1人はもう3か月未読スルーが続いている(その友達の誕生日から未読が始まった)。死んではいないのかもしれないが、私の中で死んだも同然となった。私がラインじゃなくて本当の携帯番号を知っている数少ない友人だったので、その電話番号すら繋がらないのは落ち込む。告知してくれた方が、気持ちは楽なのになぁと思う。

どこかにいるんじゃないか…私と縁を切りたかったのかな…何か助けられなかったのかな等、いろんなことが浮かんで悲しい気持ちになる。

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今お世話になっている元カレ、よく話を聴いてくれているが、彼も自殺や突然亡くなったらどうしようと思ってしまう。不謹慎で申し訳ないが、大切にしている人ほど突然消えてしまうから。

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今回の件でいろんな人にヘルプを求めた。昔喧嘩したけどすごく腕のあるセラピストにも相談のお願いメールしたけど返信が返ってこなかった。もしかしたら受信拒否にされているのかもしれないが、自分が過去にしたことは許されないのだと思った。

死にたいとちょっと思ったけど、自分と他人は違う人間ということと、自分がしたことが相手にどう評価されるかは分からないし、自分では変えようがないことを知った。その人の自由だ。それは彼の死を受け入れることと同様のことだと思った。

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友達もいろんなアドバイスをくれて、助けてくれてる。でも、みんなそれぞれ家族がいて、自分の生活で手一杯の中、時間を少しだけ設けて話を聴いてくれる。

逆に言えばその程度。「心配だから今から駆けつけるね」と言ってくれる人は誰もいなかった。本当は、私の部屋は彼氏がよく遊びに来ていて、彼の存在を思い出してしまうから1人でいたくないんだ。だから誰か側にいてほしい。

実家には極力帰りたくない。なんでかよくわからないけど、なんとか1人でやり過ごしたい気持ちがあったり、実家に帰ったら1人暮らしの家に帰るのが怖くなってしまう気がしたのもある。あと両親に自分の狂った精神状態を見せたくない。親もいつか死んでしまうことも連想しそうで怖い。

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彼氏を想起させるものは全部捨てた。

もちろん頂いたプレゼントとか写真は残してるけど、彼が亡くなった時に着てた洋服とか、彼氏が家に遊びに来てた時に使ってたクッションとか、ベットシーツとか、全部買い替えた。部屋に飾ってあった絵もなんだか暗い感じがしたので、ちょっと値は張るがカラフルな絵画を買った。ショッピングモールにも行って、オレンジ色のボーダーの服を買った。なるべくカラフルな色味のものをチョイスした。

そうやって、部屋も洋服も雰囲気を変えて、気分転換したつもりだった。

でも、そうやってお金を使うほど、強迫的にインテリアや洋服を替えるほど、自分が圧倒的に1人でいることを実感する。

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「あ、彼氏亡くなったんだ」って改めて身体で感じてしまって、「なんかオバケが来てる」と母親に相談するようになった。母親は霊感がある人なので、「彼氏さんが話したくて来てるんだよ。“いままでありがとう。もっと明るい光のある場所へ行ってください。ここはあなたのいる場所じゃありません”と言いなさい。そして塩を撒きなさい」と言われた。その通りにしたら、オバケがいる感覚が少し薄れた。

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自分は生きてていいだろうかね。

病的な自分も、かわいらしい自分も、働けない自分も、勉強できない自分も、何もかも受け入れて、自分は自分らしく、楽しく生きようって思える日がいつか来るんだろうか・・・。

恋人なんてもういらないけど、誰か見守ってくれる人とか気にかけてくれる人が誰でもいいからほしい。それは神様とかそういう神聖なるものになってしまうのだろうか?宗教に入ったら気持ちは落ち着くのかしら。それとも、死んでしまうことを頭に入れながらも、他者という生身の人間と関わり続けないといけないのかしら。もうわからない。

永遠などないのは分かってたけど、なんでこんな急にいなくなるの。

親が亡くなるよりつらい。

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今はトマトの世話をしてる。実が毎日少しずつ大きくなってきて嬉しい。今のところ肥料過多の症状は出てない。

マーガレットがもうすぐ枯れそうだったので花を摘んで花瓶に生けた。

お花はいい。本当にいい。彼氏が亡くなったときもお供え用の菊の花をどうしても生けたくなくて、自分のインスピレーションで選んだ花束を棺に入れてもらった。

人が亡くなった時にもお花はプレゼントできる。それだけじゃなくて、何か転機が訪れた時にも、お祝い事にも花は使われる。やっぱりお花って人の心のそばにいてくれるものなんだと思った。お花がもっと好きになった。

だから花瓶を二つも買ってしまった(笑)

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花の生け方も変わった。昔は花束みたいにカラフルな色味のお花を沢山選んでたけど、今はその辺の道端に咲いているようなさりげない草花を中心に、少しの量を飾っている。その方が今の気分に合ってる。

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花と植物に生かされているけど、自分の将来は、生き方はどうなるかわからない。

でも30歳まで生きられたんだし、なんとかなるのかもしれない。

もうちょっと続けてみる。遊び感覚で。俺はラッパーだから。